ダイエット 1(奇麗に痩せる)

<理想体重>
厚生省推奨の標準体重 (女性)身長(m)の二乗×21

身長160cmの女性の最も理想的な体重は
(身長160cmの場合1.6×1.6×21=53.7kg・身長160cmの標準体重(女性)約53.7kg)


<身長と体重の美しいバランス> ((株)ワコール発表のもの)

155cm 160cm 165cm
41〜47kg 43.5〜52.5kg 47〜58kg

日本の女性の場合、身長160cm標準体重53.7


<隠れ肥満の恐怖>

一般的には太るというときは、体の周りに脂肪が増えてくるということを指しています。
しかし、見た目には痩せていても体脂肪率が高い隠れ肥満(内臓脂肪型肥満)が最近の若い女性に特に増えています。

適正範囲 男性 女性
30歳未満 14〜20% 17〜24%
30歳以上 17〜23% 20〜27%

(市販の体脂肪測定器で測定の場合)

体重が正常範囲であっても、体脂肪率が男性で25%以上、女性で30%以上を超すとこれを「隠れ肥満」と呼んでいます。


内臓脂肪が消費される時、脂肪細胞内の中性脂肪が分解され脂肪酸となって門脈(血管)を通って肝臓へ運ばれる。
内臓脂肪が付きすぎると脂肪酸が肝臓で過剰に蓄積され脂肪肝、高脂血症になってしまう。
また、内臓脂肪はパイ・ワンという物質を細胞内で作り血管に放出する。
このパイ・ワンは本来けがをした時に血を止めるのに必要な物質であるが、量が多すぎると血管中で固まり始め血栓になり、高血圧、動脈硬化を引き起こしてしまう。
心臓の血管で起こると心筋梗塞、脳の血管で起こると脳梗塞になってしまう。
その他、内臓脂肪が多い場合通常の10倍糖尿病になりやすくなる。
皮下脂肪型女性も閉経後、内臓脂肪が増え生活習慣病(糖尿病・高血圧・肝臓病・胆石など)になりやすくなる。
* PAI−1(パイ・ワン)とは、けがをした時に血を固めるのに必要な物質


<正しいダイエット、美しくなるダイエット とは… >


体重を落とすだけのダイエットよりもまず自分の体のバランスを考えることが肝要である!
食事ではまず、3つ基本的なポイントがあります。

食事三原則
1:三食規則正しく食べる
2:脂肪分を控える(食物繊維の多い和食がおすすめ)
3:間食はしない

運動のポイントも3つあります。
運動三原則
1:一日1万歩の歩行
2:筋力運動
3:日常の運動を心がける


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