コーヒー

<コーヒーの間違ったイメージ>
コーヒーの悪いイメージを覆す学説が、次々と世界で発表されている。

・ フラミンガム心臓調査「コーヒーと心臓病には相関関係はない」
・米医学会誌 「血中コレステロール値とコーヒーには相関関係はない」
「最近、活性酸素や老化との関係で、良い方向に作用する事がわかってきた」(新居裕久 教授/昭和大学医学部)


<コーヒーの2大成分・カフェイン & クロロゲン酸 の効果>

クロロゲン酸 ●活性酸素の抑制 ●発ガン性物質の生成を阻止
カフェイン ●脳の疲労を防ぎ作業効率を上げる ●脂肪を分解させエネルギーに変える


<カフェイン>
1977年に「カフェインに発ガン性がある」と発表されたが、その5年後、カフェインの発ガン説は否定される。
中毒性もないということがわかった。

<クロロゲン酸>
クロロゲン酸は、ガンや動脈硬化などの原因である活性酸素を消去してくれる成分。
抗酸化物質と同じ力を持った物質である。

抗酸化物質 ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、カテキン、ポリフェノール、ゴマリグナン、 リコピン など

700種類程の成分からなるコーヒー豆のおよそ7%を占めるクロロゲン酸は、カフェインより多くコーヒーの主成分。
グュエン・ヴァン・チュエン日本女子大学教授によって新たな発表がされた胃癌の原因をクロロゲン酸が除去するという効果も期待できる。


<脳とカフェインの関係>
カフェインには中枢神経を興奮させる作用がある。そうすると、疲れが取れ、元気が出る。


<コーヒーを飲むと痩せる?>
カフェインは脂肪細胞の中に入って、脂肪を分解する酵素を活性化する。
コーヒーを飲むと、体内に取り込まれたカフェインが、蓄積された脂肪に働きかけ分解を促進。
血中に脂肪酸として放出されていく。運動をしていれば血液中の脂肪酸は心臓や筋肉に取り込まれて、エネルギー源として分解されて炭酸ガスと水になっていく。
カフェインを効果的に作用させるにはコーヒーを1,2杯飲んだ30分後位に有酸素運動をするのが良い。
一説では、コーヒーを飲んだ後の運動は脂肪の燃焼率が1.5倍近くにもなるという話もある。
ただしコーヒーを飲んでも その後に運動しなければ血中の脂肪酸が使われない為、痩せる効果は期待できないので注意!

<コーヒーの正しい常識>
◆ 空腹時のコーヒーは避ける(胃の粘膜を刺激してしまう為)
◆ コーヒーとタバコは胃に悪い(胃の粘膜を刺激してしまう為)
◆ 食後のコーヒーは消化を助ける
◆ 胃にやさしいのはエスプレッソ
◆ コーヒーはほぼ0カロリー(砂糖・ミルクを入れた場合は別)


さあ、これから正しいコーヒーの飲み方をして、あなたもダイエットしましょう!


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