カルシウム(体に必要なミネラル)

<カルシウム(Ca)>
体内のカルシウムは骨に99%,血中に1%

カルシウムは、筋肉や心臓の働きに関与しているほか、脳に信号を送る役割をはたしていて、これが不足すると心筋梗塞や脳硬塞を引き起こすことになり、それがもとで突然死に至る。


<日本人のカルシウム不足の原因>
1.ストレス   → カルシウムはストレスによって対外に排泄されやすい。
2.酸性の土壌でミネラル分が少ない。  → 農作物や水に含まれるカルシウム分が少ない。
3.食生活の欧米化   → ミネラルの宝庫である海の幸を食べなくなった。


<カルシウム不足チェック> 
3つ以上・黄信号/5つ以上・赤信号

1.ちょっとしたことで体が疲れやすい。
2.瞼がピクピクすることがある。

3.怒りっぽい、ヒステリーだと言われたことがある。
4.なんとなく仕事のやる気が湧かない。

5. 夜なかなか眠れない。
6. 肩凝りする方である。

7. 筋肉痛やこむらがえりがある。
8. 頭痛が多い方だ。


<カルシウム不足の謎> 
ブラザーイオン『マグネシウム』の存在

カルシウムにはマグネシウムという相棒が必要で、バランスが崩れるとうまく吸収されない。カルシウムとマグネシウムは、ゆえに『ブラザーイオン』とも呼ばれている。マグネシウムとは、50%は、骨の成分。カルシウムの補佐役。
体温・血圧の調節、ホルモンの分泌などに関与。

カルシウムとかマグネシウムイオンは、神経、筋肉の興奮性に対して静める、安定化効果が強いので、『スタビライザー』(安定化剤)と呼ばれている。
(マグネシウム(Mg)と カルシウム(Ca)の良いバランス  (Mg)1:2(Ca))



<イライラのメカニズム>
細胞は、通常体内ではマイナスの電気を帯びていて、それにプラスを帯びたCa(カルシウム)とMg(マグネシウム)が付随しているのが安定した状態。この2つの元素が不足状態になると、マイナスが強くなった細胞は、防衛反応でプラスになろうとして興奮状態になる。この細胞の興奮状態がイライラを引き起こしている。


1日の必要量>  カルシウム600mg

カルシウムを
多く含んだ食品

牛乳 1杯 210mg マグネシウムを
  
多く含んだ食品
豆腐 1丁 60mg
チーズ1切れ(30g) 200mg 太刀魚1切れ 59mg
わかさぎ6尾(60g) 600mg アーモンド18粒 55mg
小松菜1/4束(70g) 290mg ココア大さじ1 30mg

・血中のカルシウムが不足した場合 骨から補充される(骨粗鬆症のもと)
・牛乳は寝る前に飲むとカルシウムの吸収が良い(昼間はあまり吸収されない)



inserted by FC2 system